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「スタフ(staph)」直木賞作家:道尾秀介さんの本

こんにちは。
今日は道尾秀介さんの書かれた「スタフ」を紹介します。
パッと見、狩野英孝さんの「スタッフーー」か?!と間違えそうです。
ネタバレ無しで、「スタフ」を読んだ感想を書いています。

「スタフ(staph)」直木賞作家:道尾秀介さんの本

*なお、写真はイメージです。

 

1 内容紹介

ランチワゴンは疾走する。危険な中学生アイドルと、数学講師を乗せて。
都会の片隅で料理を売る女性、夏都。
偶然にも芸能界を揺るがすスキャンダルを知ってしまった彼女は、有名女優を守るため、緑色の髪をした美少女と共同戦線を張る。

街をワゴンで駆けながら、料理を売って生計を立てる女性・夏都(なつ)。

偶然にも芸能界を揺るがすスキャンダルを知ってしまった彼女は、
その流出を防ぐため、緑色の髪をしたアイドル・カグヤと協力することに。
ある女性の携帯電話に残されたメールを削除するという、
難しくないミッションのはずだったのだが――。

あなたはこの罪を救えますか?
想像をはるかに超えたラストで話題騒然となった「週刊文春」連載作。

「スタフ」本の帯より

2 感想

帯などで煽られた分、ラストは、とても中途半端なものに感じました。ラストが衝撃の展開となるのは、道尾さんの小説の特徴でもあるのですが。
タイトルの「staph(スタフ)」の意味は、ネットで、ググってようやく意味がわかりました。カグヤ協力者のキャラクターも、どことなく弱く感じてしまいます。
それでも、前半のスキャンダルをめぐるミッションは、息もつかせぬほどのスピード感でした。思わず時間の経つのも忘れ、読みふけってしまいます。
主人公=夏都の家族との細やかなやりとりや思惑が、丁寧に描写されていました。
夏都や家族の「愛情表現の難しさ」や内面の移ろいみたいなものが、この作品のテーマになってるんですが、これには考えさせられてしまいますね。読んだ後にズッシリと重い感じが・・・。
ネットでみると、こういうのは、道尾さんのお得意らしい。これに女性の描写を加えたのが新境地だとか。

「スタフ(staph)」直木賞作家:道尾秀介さんの本