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ケリー・マクゴニガルも実践するストレスや認知症、痛みにも効く「幸せホルモン」「恋愛ホルモン」の増やし方とは

1 「幸せホルモン」「恋愛ホルモン」とは

 スウェーデンでは、痛みやストレスに悩む患者を対象として背中など体の一部をさすったり触れたりするケアが行われている。これにより患者は脳から「オキシトシン」を放出する。これには関節の痛みや日頃のストレスなどを大きく緩和させ、痛みや認知症を改善・減少させる効果があるといわれる。 ほかにも、認知症の徘徊が減ったり、血圧が下がるなどの効果が報告されている。

 「オキシトシン」とは、視床下部の室傍核と視索上核の神経分泌細胞で合成され、下垂体後葉から分泌されるホルモンで、9個のアミノ酸からなるペプチドホルモンである 。「幸せホルモン」、「愛情ホルモン」とも呼ばれ、ストレスを緩和し幸せな気分をもたらす。

wikipediaより

 2 オキシトシンを増やす方法

 ①「タッチケア」

ア 背中をなでるタッチケア

日常のストレスや不安の軽減、慢性の痛みの軽減や、認知症の周辺症状の改善などに効果が期待できます。

1)いすの背やテーブルにもたれて、楽な姿勢をとります
2)両手のひらを背中にぴったりつけ、全体をなでます

なで方①
背中の真ん中から弧を描くように、背中全体をまんべんなくなでる
なで方②
肩、背中の一番外側のラインに沿ってなでる
なで方③
腰の位置から首に向かって、ハートを描くようになでる
ポイントは、1秒間に5センチ程度のゆっくりとした動き。手のひらでアイロンをかけるようなイメージです。目安は1回10分程度。 なでる側の人にも、オキシトシンが出ることが期待できます。
ぜひお互いに、なでっこしてみてください。

イ 抱き枕を抱きながら電話

家族や安心できる人と電話で話すことで、オキシトシンが出て、安心できたりストレスが軽減できたりすることがわかっています。しかし、声を聞くだけよりも、抱き枕など抱えて抱き心地が加わると、より相手の存在を強く感じるため、安心の効果が大きくなるという研究結果があります。抱き枕や手触りのいいクッションなどを使って、抱き心地を感じながら電話してみてください。

痛み&認知症に効く!「癒やしホルモン」の驚きパワー - NHK ガッテン! より

 なかなか文章で理解するのは難しいと思う。上記NHKガッテンのサイトにはタッチケアのイラストも載っているのでわかりやすいだろう。 

タッチケアはだいたい10分ぐらいでよい。週に2-3回でも良いが、出来る人は毎日やると良さそう。
番組では日本に住む認知症の患者が、これまですごく怒りっぽかったのに、ケアを続けると家族に怒ることがなくなるなど劇的な改善がみられた。タッチケア恐るべし。
番組では触れていなかったが、調べてみると、ときにはエステやマッサージも良いようだ。人でなくてもかわいいワンちゃんや猫ちゃんなどのペットと触れ合うのも良いらしい。

  ②「ファーストネームで呼び合う」

 これもNHKでやっていたオキシトシンの増やし方だ。たしかに名字で呼ぶよりも打ち解けた感じが出そう、ではある。でもちょっと抵抗も・・・。
要は「気楽に話すこと」、「本音を語る」ことが重要なのかな。普段は建前とか上下関係とかあって他人との会話にはストレスがつきもののように思う。本音で意気投合できたら、心もきっと動く!

 

ケリー・マクゴニガルも実践するストレスや認知症、痛みにも効く「幸せホルモン」「恋愛ホルモン」の増やし方とは

  ③ ケリー・マクゴニガル先生の「ストレスを力に変える方法」

彼女曰く「ストレスはあったほうがいいと思いこみ、受けれることが大切なんです。思い込む力を侮ってはいけません。」
ストレスを良いものとして捉えてみようとする。すると、ストレスを感じれば、人に助けを求める。人の愛情に触れることでオキシトシンが分泌されるという流れができる。

 

 「ストレスが身体に悪い」は大ウソ!健康心理学者が語った、本当は怖くないストレスの話   健康心理学者 ケリー・マクゴニガル先生


「オキシトシン」も実はストレスホルモン

私は10年以上もストレスを害のあるものとして捉えてきました。ここでもうひとつ皆さんに大切なこと、新しいストレスの側面を覚えておいて欲しいと思います。これはあまり知られていませんが、実はストレスは皆さんを社交的にします。
まずはホルモンの働きからご説明しましょう。オキシトシンは一般によく知られており「ハグホルモン」なんて呼ばれたりもしています。オキシトシンは他者の身体と触れ合い、ハグをすることで分泌されるからです。
でもオキシトシンの働きはこれだけではありません。オキシトシンとは神経ホルモンで社会的な情動を司ります。つまりオキシトシンは、人間関係を円滑に、親密にする役割を担っているのです。オキシトシンによって、私達は友人や家族と身体的に密接な関係を築きたいと願い、人の心に寄り添いたいと思うのです。
更に、親しい人が困っていたら助けたいと思うのもオキシトシンの働きです。社会全体がもっと優しくなるために皆オキシトシンを注射すべきだ! と議論する方もいるくらいです。
しかしここからが、世にあまり知られていないオキシトシンの作用です。実はオキシトシンとはストレスホルモンなのです。
人がストレスを感じると脳の下垂体からオキシトシンが分泌されます。これはストレスを感じたときに心拍数を上げるアドレナリン分泌と同じように、身体のストレスへの反応の一環です。
ストレスを感じる、オキシトシンの分泌が起きる。すると人は他者からのサポートを求めます。オキシトシンが私達に「ストレスはため込まないで誰かに話してスッキリしなよ!」と語りかけるのからです。
そしてオキシトシンによって、親しい人達にも同じようにストレスをため込まないで話して欲しい、少しでも楽になる手助けをしてあげたい、と助け合いの精神が生まれます。困難に見合ったとき、私達の身体が「自分を大切に思ってくれている親しい人達に助けを求めなさい」と教えるのです。
「これを知って健康にどう良い影響が出るのか?」って? 実はオキシトシンは、脳内以外でも反応を起こします。その反応は主に心循環系機能をストレスの害から守るためです。オキシトシンとは実は自然治癒能力を持っている、抗炎症薬とでも言いましょうか。更に、ストレスからくる血管の縮小を防ぎます。でも、これだけではないのです。
私が一番素晴らしいと思うオキシトシンの役割は心臓に対する作用です。心臓にもオキシトシンの受容体があり、オキシトシンがストレスでダメージを受けた心臓の細胞を再生します。オキシトシンというストレスホルモンが、実は心臓強化の働きをするのです。
さらに、親しい人とのコミュニケーション、助け合いによってこのオキシトシンの分泌量が更に増え、身体の健康が促進される。つまり、ストレスを感じたときに他者に助けを求める、または困っている人を助けると、オキシトシンは分泌される。そして分泌されたオキシトシンが皆さんの身体の健康促進に繋がり、更にストレスから早く立ち直ることができる、とこういう仕組みです。
人が助け合うとオキシトシンが分泌され、人の身体を強くする。個人的に、この作用は本当に素晴らしいと思います。ストレスからの自然治癒能力が人間に内蔵されている、そして内蔵されている能力を機能させる鍵が人と人とのつながりだなんて、素晴らしいと思いませんか?
「周囲の人を思いやる気持ち」が身体回復力を高める

最後にこの研究の話をして終わりたいと思います。この研究結果も、皆さんの健康とストレスへの新たなアプローチを取るために大いに役立つはずです。
34歳から93歳の約1,000人のアメリカ成人が追跡調査されました。研究者は「昨年のストレスレベルはどれくらいでしたか?」「あなたは地域、近隣の人々、友人を助けるのにどのくらいの時間を費やしましたか?」と参加者に質問し、一般公開されている死亡記録で、その後5年間参加者の生死を追跡します。
悪い知らせは、経済的窮地や家族間の深刻な問題を抱えるなど、特にストレスとなる出来事を経験した人々の死亡確率は30%増加します。
しかし、それはネガティブな経験をしたすべての人に当てはまるわけではありません。自分が困難の中にいる時でも他者に関心を持ち、助けてきた人々のストレスによる死亡確率はゼロ。ゼロです。
周囲の人を大切に思いやる気持ち、これが身体の回復力を高めます。「ストレスによって健康を害するのは避けることが出来ない、どうしようもない」というのは間違っていることが証明されました。私達の考え方、行動次第で「ストレス」の作用を変える事ができるのです。
「ストレスとは良いものだ」と信じれば、身体全体の作用が「ワクワク」状態になります。困難な状況に陥ったときは他者に助けを求めれば、そして困っている人には手を差し伸べることで、あなたの身体は反応し自然治癒反応が起こります。
今以上にストレスを感じたいとは思いませんが、これら科学的事実は私のストレスに対する考え方に大きく影響を与えました。ストレスとは私達に「ハート」をくれるんですね。やさしいハート(心)を持って大切な人達と繋がりあうこと、そして私達のハート(心臓)は強化、活性化される。更にストレスをありがたく感じれば、ストレスにもっと上手く対処できるようになるに留まらず、こう自分に宣言するも同じこと。「自分を信じて。絶対に乗り越えられる。ひとりじゃない」。ありがとうございました。
「ワクワク」に従って人生を選択していこう

司会者 素晴らしいお話をありがとうございました! ストレスに対する考え方が私達の寿命にまで影響を及ぼすなんて、本当に驚きました。例えば責任が重くストレスが多い仕事を選ぶか、それとも楽でストレスを感じない仕事を選ぶかについて悩んでいたら、どんなアドバイスをされますか? 「自分はストレスなんかに負けないぞ」と思っていればストレスが多い仕事を選んでもやっていける、ということでしょうか?
Kelly そうですね。確実に言えるのは、健康の側面から見ても「人生に意味を求め、よくなろうと願い、行動を続けること」は、イヤなことを避けて通り続ける人生よりも良い、ということです。人生に意味を見つけ、夢を追う、ワクワクする気持ちに従って人生を選択していくこと、そしてどんなストレスを感じたときも「自分ならできる」と信じることが鍵だと思います。
司会者 そうですよね! 本当にありがとうございました!
Kelly  ありがとう!

ストレスが健康に体に悪くはない ストレスの驚くべき効能 - ログミー より

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