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grandmasayuri.com(グランマさゆり)-サードエイジ-

~人生の後半もワクワク楽しく!~

「陸王」という名の経済小説(半沢シリーズでお馴染みの池井戸潤サン)

こんにちは。

今日は、私の好きな作家サンの一人、池井戸 潤サンの「陸王」を紹介します。
池井戸潤サンといえば、「やられたらやり返す。倍返しだぁ!!」の決め台詞でお馴染み「半沢直樹シリーズ」や阿部サン・工藤サンが出てた「ルーズベルトゲーム」など、数々のメガヒット作品を生み出してきた方。
岐阜の高校から慶応大学文学部に入り、文学部と法学部を卒業されている秀才でもある。
その後、三菱銀行に入行。その経験を活かし、コンサルトと執筆家の道へ。
今や、出す本のほとんどがドラマ化されるなど、ヒットメーカーに。
今度の舞台は地下足袋メーカーです。ここでも熱いドラマが繰り広げられます。

「陸王」倍返しだぁ!の半沢シリーズでお馴染みの池井戸潤サン

 

今度の舞台は地下足袋メーカー!
埼玉県行田市にある「こはぜ屋」は、百年の歴史を有する老舗足袋業者だ。といっても、その実態は従業員二十名の零細企業で、業績はジリ貧。社長の宮沢は、銀行から融資を引き出すのにも苦労する日々を送っていた。そんなある日、宮沢はふとしたことから新たな事業計画を思いつく。長年培ってきた足袋業者のノウハウを生かしたランニングシューズを開発してはどうか。
社内にプロジェクトチームを立ち上げ、開発に着手する宮沢。しかし、その前には様々な障壁が立ちはだかる。資金難、素材探し、困難を極めるソール(靴底)開発、大手シューズメーカーの妨害――。
チームワーク、ものづくりへの情熱、そして仲間との熱い結びつきで難局に立ち向かっていく零細企業・こはぜ屋。はたして、彼らに未来はあるのか?

勝利を、信じろ――。
足袋作り百年の老舗が、ランニングシューズに挑む。

 

本作は588pの大作だ。

実は「小説すばる」のときに、連載をつまみ食い読みしてまして、結末が気になっていた作品。待望の書籍化でした。
池井戸作品の特徴は、サラリーマンや自営業の苦しさ・葛藤とひたむきでへこたれない主人公。そして、最後にはガツンと苛めてた奴らをやっつけてくれる「水戸黄門」のような安定感だ。この作品にも、中小企業の悲哀とひたむきな経営者が描かれている。

読んだあと、清々しい気持ちにもさせてくれる。明日への活力も与えてくれる。
未だ就業経験のない学生にも、サラリーマンや自営業の楽しさを分かってもらえるはずだ。
本作品も、胸が熱くなる作品となっている。

是非、読んでほしいと思う。