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“あなたらしさ”は、ここにある<介護現場のプロッフェショナル>

こんにちは。

NHKプロフェッショナルでは神奈川県藤沢にある介護施設の経営者・加藤忠相さんを特集していた。

認知症のお年寄りたちの「問題行動」を抑え、穏やかに過ごせる介護で注目を集める施設。彼は従来の認知症介護のあり方をひとつひとつ見直して、型にとらわれない実践を行ってきた。ここでは「職員がお年寄りにつきっきりで世話を焼く」という光景は見られない。食事の配膳、植栽の手入れ・・・。あらゆる場面で利用者が持てる力を発揮する。
彼は、心地よく過ごせる環境づくりやコミュニケーションの技術を磨き上げ、お年寄りたちに寄り添っていく。その上で、利用することになった人の経歴を検討し「どうすれば活躍できるか」を考えてお膳立てをする。この独特のアプローチによって利用者の3割以上の要介護度が改善。周囲が対応に困り果てたお年寄りたちで、いまでは施設や地域への貢献ができるまでになっている人も多い。認知症のお年寄りたちと真正面から向き合う介護現場の日々に密着する。

 1 「いつも自分らしく!」

  

“あなたらしさ”は、ここにある<介護現場のプロッフェショナル>

 お年寄りが朝やることも、お風呂に入るかどうかさえ決まっていない。
 「お年寄りのすることが危ないからとして動かさないようにすることは、介護じゃない」と彼は言う。「環境と心理状態を整えることが重要。介護に正解はない。」とも。やりたいなら皿洗いや包丁を使って料理することも許す。

2 距離感を大切にし、感情に働きかける

 アルツハイマー病では脳の海馬がダメージを受ける一方で、扁桃体が鋭敏になる。扁桃体は感情をつかさどる組織だ。

 彼らが感情を読み取るにはアイテムがある。データじゃなく、ニュアンスを含んだイラストが散りばめられた「介護記録」だ。

3 思いを支えてこそ、介護

 番組では孫の野球の晴れ舞台を見たいというお爺さんを急遽、球場まで送っていく場面も。その人は先月お亡くなりになっていた。お年寄りには最後までやりたいことを続けてほしいという。
 部下には失敗を恐れず、良いと判断したら「やっちゃえ」と指示する。

4 居場所が人を変える

 加藤には、ひとりぼっちだった高校時代、吹奏楽部の恩師に「キミ、うまいね」と声をかけられ夢中で練習した記憶がある。介護でも自分の境遇を振り返り、少しでも認めてもらったときの嬉しさは同じだと考える。「自信をもって生活することが大切なんです」。認知症を患い不安の中にいる人たちは、かつてひとりぼっちだった自分と同じ。

 頑なで、肌身離さずカバンを持っていたお婆ちゃんも、そんな加藤らの話しかけによって心を開き、ここに自分の居場所を見つけたようにみえた。

 

取急ぎ、自分の備忘録として