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「筋肉!血管!免疫!あの栄養素で体ごと強くなるSP」NHKガッテン2017年5月24日

歳をとっても寝たきりにならず自分で歩けるようにいたいもの。
若々しい血管や免疫力は、自分はもちろん、両親や家族がいつまでも介護いらずの元気な体でいるためのカギとなります。
NHKガッテンで紹介された「寝たきりの危険性を大きく減らせる食事療法」を紹介します。

「筋肉!血管!免疫!あの栄養素で体ごと強くなるSP」NHKガッテン2017年5月24日

1  筋肉・血管・免疫が弱ってくる原因は「低栄養」

ガッテンでは遠くに住む母へ電話をするシーン
「あっお母さん、今TV観ていて良いこと知ったんだ。
もっと◯◯しなよ。」
この声掛けは何を防ごうとしているのでしょうか?
答えは「栄養失調」「低栄養」。
戦中戦後ならいざしらず、こんな飽食の時代に不釣り合いな気がします。
ですが厚生労働省によると、70歳以上の3人から4人に1人は「低栄養」だそうです。
研究でも1007人のうち325人に低栄養のおそれが見つかりました。
そのほとんどの人が気づいていない状態でした。
東北大学の研究では832人を対象に調べたところ、低栄養の人はそうではない人に比べ要介護(または亡くなっていた人)の確率は2.3倍高くなっていました。
7年前NHKの取材を受けていたきみさん(87歳)は、つまづくことが多くなり、ついに階段から落ちて動けなくなってしまいました。
大腿骨骨折です。
その原因は低栄養の状態にあったからです。
高齢者の骨折患者のほとんどは低栄養の状態だそうです。
きみさん自身は食べるのが大好きで、自覚もなく「そんなはずはないんだけど」話します。
それからきみさんは食事などで改善し元気に過ごしていらっしゃいます。
低栄養かどうかを測る基準は、アルブミン値(g/dl)で数値4.0以下は低栄養の危険があると判断されます。
ちなみにきみさんの現在地は2.8です。
アルブミン値は、人間ドッグや高齢者の健康診断で分かる数値とのこと。
番組冒頭での電話シーンは「もっと◯◯を食べるようにしなよ。」
食事療法でアルブミン値の値の改善ができるようです。
NPO法人あかねグループは、高齢者向けの手作り弁当を作っています。
200食以上/日を高齢者に届けています。
特に心がけているのは、肉・卵・大豆などのタンパク質。
2日に1回は何らかの料理で肉を入れ、積極的に摂ってもらうようにしているそうです。
この弁当により食べている高齢者はかかりつけ医からお薬が減ったなどと言われていました。
たまえさん(83歳)も弁当を利用する1人です。
弁当を食べるようになり、それまで弱っていた体力も回復し元気になり、今では1万歩/日歩くまでになりました。
94歳になる飯村さんは、昔は肉をあまり買わなかったけど摂るようになって身体が丈夫になったと話します。
こうした取り組みは厚生労働省の宅配弁当のガイドラインとなり、高齢者の健康支援となる一種の教材とも言われ評価されています。

2 タンパク質の機能

特に肉を食べているかいないかにより変わってくるアルブミン値。
肉以外にも魚・卵・大豆などにもタンパク質が含まれています。
お年寄りの健康にタンパク質が深く関わっています。
心筋梗塞などの心疾患に関して、肉などのタンパク質を摂っていない人は危険度が1.5倍から2.5倍高くなっていることがアメリカの研究で分かりました。
肺炎に関しても、聖マリアンナ医科大の研究で肉などのタンパク質を摂っていない人はそうでない人に比べ危険度が9倍に高くなっていました。
肉などを食べると、体内でバラバラに分解(アミノ酸に)され、色々な形になり(これを総称して「タンパク質」といいます)ます。
タンパク質は50万種以上存在し、色々な形があることこそが重要なのだそう。
理化学研究所の山本さんは世界一の放射光の施設「Spring-8」でタンパク質の研究をしています。
タンパク質はスーパー顕微鏡で観られ、その大きさは10万分の1ミリ。
その機能は生命の働きをつかさどる「マシーン」。
例えばタンパク質は筋肉を形成するといわれていますが、隙間にピタッとはまり筋肉を動かすパーツになるのです。
ほかにも肺炎球菌といえば肺炎を引き起こす悪いヤツ。
これにはタンパク質がピタッとくっついて周囲から目立たせます。
これによりお掃除屋さんのマクロファージが目印に気づいて肺炎球菌を食べてくれるのです。
心臓血管では放っておくとボロボロになってしまう血管をタンパク質の一種コラーゲンがガードするなど丈夫にしてくれるのです。

3 低栄養を防ぐ簡単チェックシート

肉を食べなくなってしまうキッカケは、子どもの巣立ちやパートナーとの別れなどで一人暮らしや高齢者世帯となってしまうことからが多いようです。
なかなか一度習慣になってしまうと変えられないのが食事内容。
ところが、自然と肉を摂りたくなってしまう良い方法が考案されています。
秋田県の大仙市では肉や卵などを毎日摂るように「10食品群チェックシート」が使われています。
10食品群のうち半分は寝たきりを防ぐタンパク質で、残りの食品群はガソリン(潤滑油)のようなもの。
目安は少なくても7食品群/日摂ることが合格だそうです。
このチェックシートを使うことで、2012年に低栄養の高齢者が32.3%だったのが、2013年には21.8%に、2014年には19.4%と年々減少に向かっています。
チェックシートを考案したのは東京都健康長寿医療センターの熊谷先生です。
10食品群は、肉・卵・牛乳・油・魚・大豆・緑黄色野菜・芋・果物・海藻で構成されています。
熊谷先生も少なくても毎日7,8は埋めていく食生活をしてほしいと話しています。

低栄養を防いだり改善させるのに、大きな効果を持っているのが「10食品群チェックシート」です。これは、低栄養を防ぐのに必要な10食品を一覧にしたシートで、その日食べたものを量にかかわらず丸を付けていくことで、自然とたんぱく質の摂取量が増えていくというものです。
*10食品群チェックシートのダウンロードもHPからできますよ(*^^*)
「筋肉!血管!免疫!あの栄養素で体ごと強くなるSP」NHKガッテンHP

一人暮らしの高齢者の112人/124人は低栄養の状態でした。
食べる量が少なくなった高齢者にとっては間食も大事なんだそう。
歳をとって身体が小さくなるのはタンパク質不足が原因とのこと。
*なお腎臓病患者にとってはタンパク質の摂取が悪い影響を与えるケースもあります。
摂取には医師と相談の上で行ってください。

 

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